やさしくって面白くってちょっぴり怖い先生たち

現場で活かせる知識の習得が目標

教務課長

武藤清子

私の担当する教科について学びの途中である学生が説明してくれました。

介護の基本
私たちが介護を行ううえで何をすればよいのかを学ぶ教科、利用者の生活を理解し、歴史的な背景、基本的な考え方、介護を提供する際の視点など、沢山のことを学ぶ教科。自分たちのやらなければならないことが詰まった授業。
介護過程
利用者の望むより良い生活(人生)の実現・継続に向け、学んでいる知識を活かし計画し、意図的な関わりができるようにする、介護福祉士としてはなくてはならない専門技術を学ぶ教科。

2年間学ぶ事で、専門的な知識をしっかり身に着け成長できていると思います。現場で活かせる知識の習得が目標です。

最後に私について学生に書いてもらいました。

介護に対してとても熱い人で、介護現場での経験が長く、その時の体験や、出逢った利用者との思い出などを授業の中に交えながら教えてくれます。これからの介護のあり方や介護者としてどうあるべきかなどは、特に熱が入ります。決して介護に対して妥協しない姿勢が私たちにも伝わってきます。これから現場に出て介護する私達は、先生の口癖である「その人らしさ」や「利用者主体」である介護を実践して行こうと思います。

素直で、他人のことを思い行動できる学生が多い学校です。皆さんも是非介護について熱いtalkをしませんか?

武藤清子

『栃介』で楽しく『介護』を学んでみませんか

専任教員

檜山弘子

「介護」の「介」はたすける、「護」はまもる、という意味があります。「介護」とは、心身の機能が低下することにより、これまでの生活を送ることが困難になった方に対して、「生活の質」を下げることのないように「たすけ、まもる」ことです。

しかし、心身の機能が低下するといっても一人ひとり違います。そのために、人のこころとからだのしくみを理解し、障害を知り、その方に合った生活の支援方法を学ぶ必要があります。

授業では、知識を詰め込むだけではなく、自ら体験する演習を組み入れています。介護するとき、介護される側の立場に立って考えることが大切だと思っています。

介護に興味のある方、また、よりよい介護を提供したいと思っている方は是非『栃介』で楽しく『介護』を学んでみませんか。

檜山弘子

「あなたに出会えてよかった」
と思われる介護福祉士を目指して

専任教員

椎貝佐奈江

私は生まれてから現在に至るまで、三世代、四世代の家族の中で生活してきました。長い人生の中では、家族の病気や老いていくことの現実とも度々向き合い、介護中心の生活の日々もありました。家族だけでは乗り切れないとき、介護に携わる人々の支援や援助にどれほど救われたことか。

そのような体験からも介護福祉士に寄せる期待は大きく、必然的に授業にも熱が入ります。現在は、「コミュニケーション技術」と「発達と老化の理解」の授業を担当しています。二つの学習とも、「キーワード=人間理解、自己理解」が出発です。授業では、「自分とは」を確認しながら演習を多く取り入れ、楽しみながらも時に、深く人生を考える機会にもなっています。さて、授業を受けている在校生に率直な意見を聞いてみると、「コミュニケーション技術」では、自分を見つめ直すきっかけになった。介護職として必要というだけでなく、日常の人間関係にも役立つ。性格が活発になった。「発達と老化の理解」では、生を受けて、老いていくその中で人の心、身体はどのように成長、発達していくのか・・自分の過去と照らし合せながら学習している。子育てに役立つ。高齢者に対しての見方が変わった。などがあげられています。

伝統ある本校で、「あなたに出会えてよかった」と思っていただけるような介護福祉士を目指し一緒に学んでいきましょう。

椎貝佐奈江