今日は2年生による「介護過程」の発表会でした。

少し難しいかもしれませんが、「介護過程」とは 『利用者が望む、より良い生活・より良い人生を実現する』という 介護の目的を達成するための客観的・科学的な思考過程の ことを言います。

どうしても「介護」と聞くと、食事を食べさせたり、オムツを交換したり お風呂に入れたりすること…と、“行為”ばかりを思ってしまいますが、 「なぜ、そうするのか?」 という、介護の大前提がここにあるのです。

そして、介護福祉士となる学生達は、この介護過程を 常に念頭に置き、日々の介護を展開して行きます。

つまり、2年間のすべての科目・実習での学びがあってこそ、 この介護過程の展開が可能になるのです。

今日の発表会も本当に素晴らしいものでした。

「介護のこと、何も知らないけれどだから学びたいんです」 入学前、不安そうな顔でそう言いながら、ガイダンスに来たり 体験入学に来たりしていた頃から彼らを知っている私達は この発表会で、学生達の成長を目の当たりにします。 感動の涙!です。

みんな!2年間本当によく頑張りました!!

来年実践する  1年生もいい刺激になったことでしょう。

これから介護を学んでみたいと思う皆さんも ぜひ、学生達の学びの成果をご覧下さい。