今日ご紹介するのは、2年生の「生活支援技術Ⅰ」
担当のS先生は、学生達に“考えさせる”授業をとても大切にしています。
今日は「爪を切って、エプロンと三角巾だけ持って来なさい」
と指示しただけで授業に入りました。
学生達は何をやるのかドキドキワクワク。
そして出されたお題は
『介護職が担う在宅の介護支援-調理編-』
【設定】
~80歳男性・一人暮らし・左半身麻痺
嚥下障害なし・義歯(ちょっと合わない)・趣味は料理~
このお宅に訪問介護員として生活支援(調理)に行きました。
男性は「冷蔵庫の中にある物で昼食を作って欲しい」とおっしゃいました。
さて、みんな!どうするかな?
「えーと…何を使って何を作ろうか」
この材料で作ってみようっと!
細かく細かくみじん切り♪
塩加減って大事だよな
完成~\(^^)/
男子も女子も関係なく、みんな真剣に取り組んで、調理は完成しました。
…でも、これで授業は終わりではないのです。
素人の私が「あの料理はいいんですか?」と、あるグループの料理について
聞いたところ、S先生は言いました。
「間違ってもいいの。そこから考えることが大切なの。
来週ふりかえりをするのよ。」とおっしゃいました。
自分なりに考えて、先ずは間違いを恐れずにやってみて、
そして、しっかり振り返る。
学生達よ!野菜を刻むのは予想外に上手だったけれど
この学びこそ、しっかりと自分の心に刻み込むのだよ!!